グローバル・パーソンへの第一歩!
「英語を使ってアートを学ぼう!」美術史講座

講座概要Course Overview

昨今、グローバルに活躍する著名人たちがこぞってその重要性を強調する、リベラルアーツ。リベラルアーツとは、人間の思考の基盤をつくる基礎の学問、所謂教養です。アメリカで学び、現地美術館での実務経験を持つArt Alliance代表・宮本もまた、リベラルアーツの大切さを実感している一人。その経験と、英語でアートを教えてきた講師の見地から、現在の日本人が抱える問題点は以下の二点に集約されると考えています;

  • ダイバーシティ(文化的多様性)の欠落による海外の方との対等なコミュニケーション力の不足
  • 広く深い知識の海から、オリジナルなアイディアを生み出す、自分自身のゆるぎない価値観の創造の必要性

上記問題への突破口となる最適かつ必要不可欠な学び、それこそがリベラルアーツであり、特に美術史は、オーバーオールにすべてをカバーできる学問である、Art Allianceではこの様に考察し、講座を展開しています。

これからグローバルに活躍をされるビジネス・パーソンに下記コースを勧めます。

テーマTheme

  • テーマ
    西洋美術史(宗教画と神話画のいろは / ルネサンス / 18世紀美術 / 印象派からピカソまで)

メリットMerit

  • 美術館へ行くのが楽しくなる!
    時代背景、アーティスト、作品を見て行きます。アーティスト本人が残した手紙等を通して、その時代背景、アート理論も学びます。絵画の「見方」がわかり、美術館へ行くのがもっと楽しくなります!
    また、アーティスト名のアルファベット表記、そして英語での主要アート用語に慣れるだけでも海外での美術館巡りがいっそう楽しくなるのではないでしょうか。
  • 英語力アップ!アートを英語で理解・表現できるようになる!
    クラスで使用する資料はほとんど英語です。作家名及び作品名の英語での表記・発音がしっかりと覚えられます。アートに関する専門用語は、英語と日本語と両方できちんと解説しますので、理解力もヒアリング力もアップ!英語の勉強は、まずは好きな分野から入っていくのが長続きの秘訣です。
  • 西洋思想がわかります!
    西洋思想はキリスト教がベースとなっております。そのためルネサンス・コースで学ぶ絵画の解説を通じ、聖書の世界がわかるようになります。これから出張、駐在、留学、旅行で欧米に行かれる方にピッタリのコースです。日本と欧米の根本的な考え方や価値観などの違いが多少なりとも理解できるかもしれません。イタリア旅行をお考えの方にもオススメしたいコースです。
  • 外国でのレセプションで話題に困らなくなります!
    外国のパーティーでは政治や宗教の話題は避けたほうがよいとされております。そこでアートをテーマにした話題を持ちかけるとスムーズに会話も弾むでしょう。欧米人にとってアートはとても身近なものですので、美術史の知識やアートの表現法を知っていると役に立つはず!「アート」こそ国際公用語なのをご存知でしたか?
  • 教養が身に付きます!
    西洋美術史は西洋の歴史と文化そのものです。宗教、政治、文化、風習、哲学、文学、音楽、すべてがかかわってきます。アートを切り口に他の世界を垣間見ることができます。一般教養としてのクラス受講も大変有意義です。

講座内容Course Content

「宗教画と神話画のいろは」コース

  • Introduction to Religious Art - The Life of Jesus (from the Annunciation to Transfiguration)キリストの生涯(1)「受胎告知~キリストの変容」まで(冒頭で“聖書のしくみ”の話もします)
    宗教画の基本となります「キリストの生涯」前半をテーマとし、あらゆるルネサンス~バロック絵画を見ながら進めてまいります。
  • Introduction to Religious Art - The Life of Jesus (from the Passion of Christ to Ascension)キリストの生涯(2)「キリストの受難~キリストの昇天」まで
    宗教画の基本となります「キリストの生涯」後半をテーマとし、あらゆるルネサンス~バロック絵画を見ながら進めてまいります。
  • Introduction to Religious Art - The 12 Apostles (& other major Saints)12使徒と他の主要聖人の見分け方
    宗教画に登場する「キリストの12使徒」及び重要聖人の見分け方をテーマとし、あらゆるルネサンス~バロック絵画を見ながら進めてまいります。
  • Introduction to Greek Mythology in Art - Major gods in Greek/Roman Mythologyはじめてのギリシャ神話画~ギリシャ・ローマ神話の神々について
    ギリシャ・ローマ神話の主要な神々を取り上げ、それぞれのアトリビュートやストーリーの紹介をいたします。ギリシャ神話の起源から現代アートへの影響までもピックアップ。
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「ルネサンス」コース

  • High Renaissance; Leonardo Da Vinci (part1)(盛期ルネサンス;ダヴィンチ第一部)
    万能の天才(“Universal Man”)として知られるダヴィンチ。彼は絵画のみならず、彫刻、建築、土木及びさまざまな技術に通じておりました。ダヴィンチ、前半の作品を見て行きます。
  • High Renaissance; Leonardo Da Vinci (part2)(盛期ルネサンス;ダヴィンチ第二部)
    ダヴィンチ、後半の作品を見て行きます。また、ダヴィンチの手記を基に、その天才ぶりに迫ります。
  • High Renaissance; Michelangelo (sculptures)(盛期ルネサンス;ミケランジェロ 彫刻編)
    ダヴィンチ、ラファエロとともにルネサンスの三大巨匠と呼ばれたミケランジェロ。彫刻家、画家、そして建築家としても活躍しました。パート1では彼の彫刻を中心に見ていきます。
  • High Renaissance; Michelangelo (paintings)(盛期ルネサンス;ミケランジェロ 絵画編)
    ヴァチカンのシスティーナ礼拝堂の壁画を中心に見て行きます。また、ミケランジェロが残した手紙や詩も読みます。
  • High Renaissance; Raphael (easel paintings) (盛期ルネサンス;ラファエロ・イーゼル画編)
    ミケランジェロとダヴィンチに比べると作風は比較的地味なラファエロではありましたが、彼は短期間の間に大きな成長を遂げます。ラファエロが数多く描いた聖母像、その他のイーゼル画を取り上げます。
  • High Renaissance; Raphael (fresco paintings)(盛期ルネサンス;ラファエロ・壁画編)
    ラファエロの代表的な壁画「アテネの学堂」など、ヴァチカンのラファエロの間を中心に取り上げます。
  • Renaissance in Venice(ヴェネツィアの画家たち)
    16世紀のヴェネツィア派の画家たちはその「色彩」で知られておりました。ジョルジョーネ、ティツィアーノとティントレットを中心に彼らの色遣いと絵画のテーマについて学びます。
  • Renaissance Art in the Uffizi Museum, Florence (ウフィッツィ美術館のルネサンス作品)
    フィレンツェのウフィッツィ美術館にあるボッティチェッリの作品を中心にルネサンスの代表作を見てみましょう!(ダヴィンチ、ミケランジェロ、ラファエロ以外の作品を取り上げます。)
  • Northern Renaissance; Van Eyck(北方ルネサンス;ファン・エイク)
    フランドル地方で活躍したファン・エイク兄弟。写実的で、細密な描写を特徴とした数々の作品を残しました。弟ヤン・ファン・エイクの作品を中心に解説して行きます。
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「18世紀美術」コース

  • 18th century French Rococo; Watteau, Boucher, Fragonard, Chardin and Greuze (18世紀フランス・ロココ;ヴァトー、ブーシェ、フラゴナール、シャルダン、グルーズ)
  • 18th century English painters; Reynolds, Gainsborough, and Hogarth (イギリス18世紀絵画;レイノルズ、ゲインズボロー、ホガース)
  • Italian Veduta Paintings and the “Grand Tour”; Panini, Canaletto, Bellotto, Guardi, Batoni(イタリア18世紀風景画とイギリス貴族たちの“グランドツアー”;パニーニ、カナレット、ベロット、グアルディ、バトーニ)
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「印象派からピカソまで」コース

  • Challenging Tradition! The Birth of Impressionism (伝統への挑戦!印象派の誕生)
    印象派はどのようにして生まれたのか?なぜ彼らのアートは前衛的とけなされたのか?その背景と印象派の父と言われるエドゥアール・マネの作品を見て行きましょう。
  • Monet, the Shrewd Businessman (モネは手ごわいビジネスマン)
    やわらかい色彩で描く睡蓮や風景画の作品からは想像できないクロード・モネの正体とは?!印象派を代表するモネの波乱万丈な人生と作品を中心に学びます。(東京都美術館「モネ展」出品作品“印象・日の出”等、詳しく解説いたします!)
  • Crisis of Talented Women; Morisot and Cassatt (女流画家、モリゾとカサット;それぞれの選択)
    19世紀にはまだまだ少なかった女性のアーティストたち。印象派の動きに大きく貢献したベルト・モリゾとメアリー・カサットはさまざまな困難を乗り越えて画家業に専念します。才能ある女性のそれぞれの人生の選択とは?二人のキャリアと作品を比較して行きます。
  • Stylish Caillebotte and the City of Paris (おしゃれカイユボットとパリの街角)
    印象派の画家、絵画のコレクター及び印象派のサポーターでもあったカイユボット。彼の作品は実に都会的でユニークなものが多いのです。作品を通して19世紀後半にナポレオン3世が創り上げた新しいパリの街並みを見て行きましょう。
  • Gauguin’s Calling (ゴーギャンの情熱)
    印象派に不満をもったゴーギャンが探し求めた新しい絵画とは?家族を捨ててまで行ったタヒチでのゴーギャンの結末とは?
  • Torment of Van Gogh (ゴッホの苦悩)
    自分の天職を求めて摸索しつづけたゴッホ。フリーターでもあり、ニートでもありました。そんなゴッホが精神的にも経済的にも頼りにしていた弟のテオに宛てた数多くの手紙を元にその人物像に迫ります。
  • Japan Cool in Paris; Japonisme (ジャパン・クール;ジャポニスム)
    19世紀後半のパリを一世風靡した日本の美術。日本グッズを持つと非常にトレンディーとみなされる時代でした。そんな中で画家たちはジャパン・クールから具体的にどのような影響を受けたのでしょうか。
  • Wildly Matisse (野獣派マティス)
    強烈な色彩を用いたマティスとドラン―彼らは色彩を直接感覚に訴える表現手段として考えました。なぜ“野獣”なのか、その真相を見てゆきましょう。
  • Picasso "I am"! (自分炸裂!ピカソとキュビズム)
    常にアート界のリーダーではないと気がすまなかったピカソ。キュビズムとは一体何?ピカソとブラックが協力をしながら発明したそれまでに全くなかった絵画構成とは?
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受講費Course costs

企業・美大教員向けコースに関するお問い合わせ

企業・美大教員向けの講座を承っております。(出張講座可能) 受講費の御見積もりをご希望の方は「こちらのフォーム」よりご連絡ください。
*講座内容についてのご質問等ございましたらお気軽にご連絡ください。


4回コース受講例

(例)「宗教画とギリシャ神話のいろは」4回コースの場合;(1レッスン=120分)(外苑前Crosscoop利用)(定員10名程度)

合計400,000円 1回100,000円+消費税(資料代別)


(希望者には、宿題、課題お出しします。講座に関連する英語本もご紹介いたします。)